旧年中格別の御引立を賜り心から御礼を申し上げます。

2020年は新型コロナウイルスで始まり、新型コロナウイルスで終わってしまった1年であったように感じます。

消毒すること、マスクを着用すること、密を避けることなど、生活様式が大きく変化しました。

飲食店や宿泊、観光施設は大打撃を受け、日光市内でも大型観光バスや県外ナンバーの車を全く見ない日が続きました。

新築住宅の着工数も減少し、木材業界も暗い雰囲気が続いていましたが、不燃・準不燃木材や熱処理木材SOTOMOなど、県内外のお客様からご要望いただき、何とかこの1年を乗り切ることができました。

秋にはドイツのWEINIG社の自動クロスカットソー「OptiCutS50」と最新鋭モルダー「Powermat700」を導入しました。

クロスカットソーは、工事現場でのカット作業を省略するため、ジャストカットのご注文が増えたこと、不燃木材や市場に出す製品の長さカットの効率化を目指し導入しました。

カット作業をスムーズかつ正確に行うことができ、 タッチパネルでの操作なので、若い子たちの覚えが早くて感心しています。

また、最新鋭モルダーを導入したことで、KD材はもちろんのこと、重量のあるGRN材や不燃処理した木材のモルダー掛けが格段に効率良くなりました。

メモリー機能も付いており、規格品はワンタッチで寸法出しができ、 体力も時間も半分以上は楽になったかなと思います。

高性能な機械をきちんと使いこなして、高品質な製品を生産していきます。

本年も栃木県産材、日光市産材などの地域材を中心に製材・加工をしていき、ますますのお木づかいに貢献できるよう 邁進していく所存ですので、何卒昨年同様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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