木の家に賢く住む。2
先日の“木の家に賢く住む。1”の続きです。
皆さんは、広葉樹と針葉樹という言葉は聞いたことがありますか?
広葉樹とは、ナラやケヤキなどを指し、硬いので硬木と呼ばれ、
針葉樹とは、スギやヒノキなどで、軟木と呼ばれています。
さて、素足で歩いた時、あたたかく気持ちいいのは広葉樹と針葉樹のどちらだと思いますか?
...正解は、軟木と呼ばれる針葉樹です。
(スギのような比重の軽い木ほど、細胞が大きく含まれている空気の量が多いため。)
木材に触れたときに“ひやっ”としないのは、木材が私たちの手足の熱を奪わないでいてくれるからです。
また、木材は滑りにくいので小さな子供さんやお年寄りの方にも安心です。
木材は軟らかいため、傷つきやすいことがデメリットと言えます。
イスを使う部屋で傷がつくことを心配する方は、
針葉樹のなかでも硬めのヒノキやカラマツをお薦めします。
(杉光フロア)