無垢材と集成材
こんにちは(^^)
皆さん、無垢材・集成材という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
無垢材とは、簡単に言うと、伐採した木・木そのもの のことを言います。
木材のもつ元々の風合いを味わうことができ、
安心・安全(化学物質を含まない)であることがメリットです。
1000年以上の歴史を持つ法隆寺等の歴史的建築物には、無垢材が用いられています。
しかし、乾燥を十分に行わないと曲がりや反りの原因になってしまいます(デメリット)。
一方、集成材とは様々な木を寄せ集め、接着剤で貼りあわせたもの(大分、ざっくりな言い方ですが(゜-゜))
メリットとしては、切った木を余すことなく使うことができ、木のねじれや反りが少ない(寸法の安定)が挙げられます。
無垢材では難しい大きな断面や長いもの、湾曲したもの等、自由な大きさ・形状を得ることができます。
デメリットは、接着剤を使っているため、シックハウスの心配が挙げられます。
(現在の接着剤は、健康や環境に配慮したものも多く扱われてきています。)
写真は増築工事を始めるM様邸の脱衣所に設置した棚になります。
こちらの棚は、正面から見ると無垢材のみで作られたように見えますが、
写真からも分かるように集成材も使っています。
使いたい幅や長さによって、無垢材と集成材を組み合わせることも1つの方法なんですね。
先述したように、無垢材と集成材、どちらにも良い面と悪い面があります。
実際に家を造るとき、家具等の雑貨品を買うとき少し考えてみるとおもしろいです!
“自分には、どの材料が合っているのか”
“どの材料を使いたいのか” などなど(^^)
このような記事を書いてみると、木材の使い方って無限にあるなぁ~と感じます。
何か良い使い方がありましたら、教えて下さいね(^u^)